私たちUUR及びMRAは、様々なステークホルダーの皆様に支えられて事業を行っています。私たちは、「サステナビリティ方針」及び「サプライチェーンにおけるサステナビリティ基本方針」の下、様々な方法を通じてステークホルダーの皆様との対話・協議・連携を行い、持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現を目指しています。
UUR及びMRAでは、持続可能な社会の実現のためには自らがESGへの取り組みを強化するに留まらず、サプライチェーン全体で取り組みを進めることが重要であると考えており、「サプライチェーンにおけるサステナビリティ基本方針」を制定しています。
UUR及びMRAは本方針をウェブサイトで公表するとともに、テナント・取引先業者に対して書面で通知し、私たちの取り組みを周知することでパートナー企業との相互理解を図っています。
特に、UURのポートフォリオ運用において重要な各物件のプロパティ・マネジメント業務発注先に対しては、本方針の遵守に関する同意書を受領しています。
UURでは、「テナントとの環境配慮における協働」を重要課題(マテリアリティ)の1つとして設定しています。その課題解決に向けた行動目標として、「2030年までにグリーン契約対応100%(注)」を掲げています。
国土交通省がグリーンリース普及に向けて作成したグリーンリース・ガイドにおいて、グリーンリースの取組事例としてUURのグリーンリース条項が紹介されています。
パシフィックマークス横浜イースト及びパシフィックマークス新横浜の専用部分の一部について、UURの負担により消費電力が38%少ないLED照明器具に交換し、電気料金削減のメリットを契約賃料アップによりテナントとシェアしています。
UURでは、マテリアリティ(重要課題)の一つである「建物利用者の満足度」向上を目指した運営管理を行うべく、全アセットを対象として、満足度調査を外部調査会社に委託し実施しています。
UURにおけるESG課題への実践的な取り組みを加速するべく、UURの重要なパートナー企業であるプロパティマネージャー(PM)とのエンゲージメントの深化を図ります。
ESG関連条項を含む契約書を標準契約書としています。既存PMに対しては、契約更新時にESG関連条項を含む内容に切替えるよう対話に努めています。
MRAでは、取引の継続可否を検討するため、委託契約先の全PMに対して毎年1回評価を実施しています。2022年からはESG要素を評価項目に追加し、UURと一体的にESG課題を解決していけるよう促しています。
MRAは、年次評価で相応のパフォーマンスを発揮したPMに対し、日頃の運用への貢献に感謝を表するとともに、中長期的にUURとPMとが協働してESG課題へ取組んでいけるよう、PMとの連携・協働の深化に努めています。
機関投資家 | 国内 | 海外 |
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2019年 | 144件 | 67件 |
2020年 | 140件 | 58件 |
2021年 | 121件 | 70件 |
2022年 | 121件 | 59件 |
2023年 | 133件 | 58件 |
個人投資家 | UUR参加件数 |
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2019年 | 11件 |
2020年 | 2件 |
2021年 | 4件 |
2022年 | 1件 |
2023年 | 1件 |
2021年 | 8社+ 議決権行使助言会社 |
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福岡市の目抜き通りに位置する天神ルーチェにおいて、地元大学との協働により壁面デザインを決定しました。
本取り組みにより入居テナントの満足度向上という効果が得られた他、本取り組みに賛同いただいた大学生においては日頃の研究成果を地域社会に発信する場となりました(壁面デザインは今後定期的に更新される予定です)。
UURの保有物件の収益向上のみならず、社会貢献、にぎわい創出も実現する取り組みの一つとなっています。